イタリア生まれの爽やかな食後酒
『リモンチェッロ』!
アマルフィー産IGPレモン使用。
食後にキュッと飲めば消化促進!
『リモンチェッロ』は、南イタリア・アマルフィ海岸発祥の伝統的な食後酒で、
アルコール度数25度以上の、やや強めのお酒です。
「リモンチェッロ(Limoncello)」という名前は、イタリア語で“リモーネ=レモン”に由来しており、
その名の通り、レモンの皮を原料として作られています。
現在ではイタリア全土で生産されていますが、
本場アマルフィーで造られる天然素材の『リモンチェッロ』は、香りも味わいも格別!
このお酒は、レモンの“果汁”ではなく“皮”のみを使って造られるため、
無農薬で丁寧に育てられたレモンが不可欠とされます。
さらに、アマルフィー産レモンの特徴であるやさしい甘みがしっかりと引き立ち、
果汁にありがちな鋭い酸味はなく、まろやかで奥行きのある香りと甘みが残るのが特徴です。
他の産地では再現できない、本場ならではの味わいをお楽しみください。
日本に暮らしていると、あまり“食後酒の文化”というものには馴染みがありませんが、
イタリアでは、食前酒・食後酒と、食事の前後にゆったりとお酒を飲みながら語らう時間が大切にされています。
食事をするレストランへ行く前には、バールへ立ち寄って一杯飲んでいくのが当たり前というくらい、
お酒の時間も重要な意味を持ちます。
このため、食前酒から食後酒までの時間を考えると、気づけば夕方から深夜までかかっていることもあったりして、
本当に長い食事だったな~と、後から気づいて驚いたりします(笑)
ちなみに、イタリア語で食前酒・食後酒をこう呼びます。
日本でも、各家庭で「梅酒」を作る習慣がありますが、
イタリアではそれと同じように各家庭でリモンチェッロを手作りしていることが多いんですよね。
昔ながらのこのレモンのお酒は、もともとは南イタリアだけで飲まれていたものですが、
この地にバカンスにやってきたイタリアの人々から人気に火がついて、
あっという間に全国に広まった…とされています。
あまりの人気のため、今では北イタリアなどでも作られるようになったリモンチェッロですが、
香料・着色料を使用した工業製品がかなり多く出回っています。
また、同じ南イタリアでも、レモンが栽培されるシチリアやカラブリアでも製造されていますが、
これも“本物のリモンチェッロ”とは言い難いのです。
イタリアでブームが定着した「リモンチェッロ」。
今では、イタリア全土で見かけるようになっています。
しかし、本場のリモンチェッロと異なる種類や産地のレモンを使用していたり、
香料や着色料を使用したりしたものが少なくありません。
伝統的なものは、レモンの皮、アルコール、水と砂糖のみから作られます。
レモンの皮をむいたものを、95度前後の純粋アルコールにしばらく漬けこみ、
アルコールにレモンの香りと色をしっかりと抽出します。
それを砂糖水で割って一週間ほど寝かせることで、アルコール度数を30度程度まで落としたら完成です。
製造方法がシンプルであるからこそ、ひとつひとつの素材の善し悪しが、
ストレートに風味に反映されるのです。
特に重要なのは「レモン」です。
レモンなら何でもいいのではなく、アマルフィーのレモンであることがもっとも重要です。
アマルフィーのレモンは、日本で見かける楕円形の可愛らしいものとは少し形が異なります。
実は大きく、丸みを帯びていて、皮もごつごつとしています。
香りもとても強く、レモン農園からの芳香は、アマルフィー海岸のあたり一面に心地よい風をもたらします。
ただし、アマルフィー産のレモンは生産量が極端に少なく、とても希少です。
日本でも有名なシチリアレモンは、生産量も多く、イタリアでも主流ですが、
アマルフィーのレモンは、そのほとんどが地元で消費され、入手できたとしても、
シチリアの2倍ほどのお値段となるのです。
アマルフィー海岸の気候、風土、伝統に従って、大切に栽培されたレモンたちは、他のレモンとは全く異なる性質を持つ最上級品です。
ちなみに、シチリアのレモンは主に果汁を使いますが、アマルフィーのレモンは、皮をおいしく用います。だからこそ、現地のレモンは“無農薬栽培”が主流となっており、これもおいしさの秘訣とされています。
シェーカー社のリモンチェッロは、レモンの皮のみを使って造られるため、無農薬であること、自然な甘みが強いことは、とても重要です。
レモン果汁のとがったような刺激的な酸味はなく、甘みとしっかりした華やかな香りだけが残るのです。
それだけの差があるからこそ、地元の方たちも私も、アマルフィー産のレモンを使用したものにこだわるのです。
さて、そんな「アマルフィー海岸」は、世界遺産にも認定されており、
美しい絶景を一目みてみたい…と願う方も多い、イタリア屈指の自然スポットです。
およそ40kmにも及び、ブーツ型のイタリアのちょうどくるぶしのあたりに位置しています。
“世界一美しい海岸”と呼ばれ、1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
その絶景を目当てに、夏になると世界中からたくさんの観光客が訪れます。
まぶしいほどの鮮やかなコバルトブルーの海と、さんさんと降り注ぐ太陽が街の白い壁に反射して、ため息が出てしまうような美しさです。
夕方には白壁が赤く染まり、夜には街の穏やかな灯りで黄色く照らされ、まるで海に浮かぶ天空の街のような姿になります。
昼間とは異なる、幻想的な風景が広がります。
海岸沿いは断崖絶壁になっていて、緑色の木々が張り付くようにびっしりと覆いかぶさり、小さな白い街がところどころに点在しています。
そこに暮らす人々は、中世の頃から変わらぬ生活を続けており、畑でレモンを育て、人の手で収穫をし、ロバに乗せて坂の下まで運んでは、レモンを使った美味しい製品をつくっています。
温暖な気候、美しい街並み、風光明媚な景色で人々を魅了し、イタリアで屈指のリゾート地として知られています。
「一度は行ってみたい!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このアマルフィー海岸では、中世のころから、レモン栽培は重要な産業でした。太陽をたっぷりと受ける斜面を利用して、潮風と乾燥に強いレモンとオリーブを植えると豊かに実をつけるのです。
今も昔も、アマルフィーでは家々をレモン農園が囲み、柔らかい潮風に吹かれて木々が爽やかに揺れています。
レモンは地元の名産物ですから、ケーキなどのドルチェはもちろん、街にはレモンシャーベットをメインとしたカフェや、レモンのリゾット、パスタなどをいただけるレストランがあり、レモンを使ったグルメはこの地の伝統的メニューとして定着しています。
また、レモンの絵柄のカラフルな器やセラミックのお皿も人気ですね。
こんな素敵な場所でレモン栽培とリキュールの製造を行う「パッリーニ社(旧シェーカー社)」は、無農薬栽培のアマルフィーレモンIGPを用い、香料・着色料を使用しない極上のリモンチェッロを作ることで知られているメーカーです。
「パッリーニ社(旧シェーカー社)」は、近隣のレモン農家が集ったリキュールメーカーで、
1996年から独自のレシピを開発しています。
今もなおレモンをひとつづつ手摘みで収穫するなど、
長年培った知識と経験、そして各家族に代々伝わった秘伝のレシピを結集し、
伝統にのっとった手作りのリキュールを作り続けています。
小規模経営で、地元の人のために製造を行っていましたが、こだわりの製品が認められ、
みるみるうちにイタリアのグルメが注目するリモンチェッロのブランドへと成長していきました。
無農薬で栽培した香りの強い大ぶりなレモンは、品質の良さでも認められており、
EUから「アマルフィレモンIGP」として認証されています。
「IGP」とは、チーズの「AOP」と同様、その食品の品質・評価・特徴が産地に由来するものであり、
生産・加工がその地域内で行われる場合にのみ与えられている品質保証表示です。
IGP製品の認定は難しく、伝統を守り、国に貢献しているものだけに与えられます。
生産者は定められた厳しい規定に従うことが義務付けられており、この規則が守られていることは、
捜査機関によって保証されます。
丘の中腹にある彼らの農園「オカマリエロ農園」には、緑濃いレモンの木がところ狭しと植えられており、
5月から6月のレモンの花が咲く時期になると、あたり一帯がレモンの香りで満たされます。
赤レンガの工房からは、眼下に広がるコバルトブルーの海と黄色いレモンを実らせた美しい農園のコントラストが見渡せます。
収穫の際は、レモンの木のトンネルをくぐるようにして、ひとつひとつを丁寧に手摘みしています。
レモンの木がよい日よけとなり、心地よい影を作ってくれるため、
スタッフたちもまばゆい太陽の日差しを受けずに作業できるのだとか。
そんなアマルフィーの自然の気候とリズム、伝統への敬意を払いながら、
美しく大きく成長したレモンの良さを最大限に引き出するため、
香料・保存料などの添加物を使用しないのが彼らのこだわり。
100%天然の無農薬アマルフィーレモンIGPで、最高の『リモンチェッロ』を作り続けているのです!
封を開けると、レモンピールを想わせる自然な香りがふわりと広がり、
まるでレモンの木の下にいるような、穏やかで心地よいアロマに包まれます。
強い酸味や刺激的な香りではなく、フレッシュで上品な香り立ちが特長です。
自然な黄色味に、ほのかなにごりと柔らかな光沢があり、クラフトリキュールならではの個性を感じさせます。
着色料を一切使っていないにもかかわらず、果皮の成分がアルコールに美しく溶け込み、奥行きのある色合いに。
これは、高品質なアマルフィー産IGPレモンをじっくりと抽出している証でもあります。
パッリーニ社では、通常よりも長い時間、アルコールに漬けてレモンのエッセンスを抽出しています。
手間もかかる作業ですが、最良のレモンの選定と丁寧な作業、そして秘伝のレシピにより、
香りと味わいを最大に引き出すことができるのです。
暑い季節にもぴったりの、爽やかで洗練されたクラフトリキュールです。
食後に、キリッと冷やした『リモンチェッロ』をリキュールグラスに注ぎ、キュッと飲みほしてみてください。
アルコール度数が強いので、一瞬グッときますが、レモンの苦みと甘みを含んだフレッシュな香りが口の中で弾け、
喉を通るとキュ~ッと温かに。
アマルフィーの海のコバルトブルーと、綺麗なレモンがたわわに実っている様子が目に浮かぶようですね!
体の中に広がっていくアルコールと、レモンのきりっとした苦みが、食後でも消化を助け、
後味のやわらかな甘みとふんわりとした香りが、夢心地にさせてくれます。
これこそが“本場アマルフィーの最上級レモンの味”ですね。
ピュアな最上級リモンチェッロで、元気で楽しくリフレッシュしてみてください!
冷やした『リモンチェッロ』をいただくと、お腹がスッとすっきりとします。
これがディジェスティーヴォ(食後酒)の消化効果ですね。
お魚料理を食べた後などの生臭さも、かき消してくれます!
冷えていれば冷えているほどおいしいので、冷凍庫に入れておくと、すぐにおいしくお召し上がりいただけます。
アルコール度数が高いので、凍ったりもしません。氷を入れたグラスに注げば、キンと心地よくお楽しみいただけます。
ほんの一例ですが、簡単なアレンジ方法をご紹介しておきます!
ゆるやかな時間にお楽しみください!
もっとも定番の飲み方です。 苦味のないアマルフィレモンを使用した『リモンチェッロ』には、ピュアな炭酸水や白ワイン、スプマンテがさらにシュワシュワと爽やかにはじけてよく合います。お好みでミントもどうぞ。
バニラアイスの甘味とリモンチェッロの苦みが最高のマリアージュを生み出します。 甘いバニラアイスに、リモンチェッロの苦みと風味が混じることで、奥行のある味わいになります。 アルコールによってキレも出るため、濃厚ではあるもののすっきりと食べることができるようになるのも魅力です。
夏の日差しを感じながら、
キリッと味わいたい『リモンチェッロ』。
爽やかなレモン風味が、
この時期には最高のごちそうになってくれます。
皆さま、どうぞお早めにお買い求めください!