白いカビで表面が覆われている円筒状のソフトタイプのチーズで、乳脂肪分が比較的高く、しっかりとコクがあるため、特にフランス女性に人気があります。
薄い表皮に近い部分はとろりとしていますが、中心部分は水分が抜けて、より引き締まっているため、モッチリした食感が特徴的です。口に含むと滑らかに溶けてゆき、ミルクのコクが広がります。中心部分の軽くさっぱりとした酸味とのバランスが、複雑な味わいを生み出します。
アレオス氏の熟成するシャウルスは、古い伝統を守りながら、3~4週間じっくりと熟成されるため、深いコクとしっかりとした旨みがさらに増しています。クリーミーで濃厚な風味と華やかな酸味、そして塩味とのバランスが良く、様々な味わいをお楽しみいただける贅沢な仕上がりです。
バゲットやパン・ド・カンパーニュとお召し上がりいただくのも良いですし、ドライフルーツのような甘み
のあるものとの相性も抜群です。ぜひオードブルとして、ブルゴーニュのシャブリやシャンパーニュ地方のシャンパーニュなどと合わせてください。すっきりとした酸味がシャウルスのコクをしっかりと受け止めてくれるフランスでも王道の合わせ方です。