オレンジ × 甘口ワイン
× ブルーチーズ!
『フィオール・ダランチョ』が再登場♪
これぞ “チーズ界のトレンド最前線”!
話題のチーズ『フィオール・ダランチョ』 をお試しあれ♪
こちらは、「イタリア秘宝チーズ」シリーズの<第5弾>としてご案内し、
ご案内の際にご好評いただいた逸品です。
この『フィオール・ダランチョ』は、イタリアの美食家「キーモン・ジョルジュ氏」がお勧めしてくれたものでした。
彼は“イタリア食文化の伝道師”と呼べるような、イタリア国内外の食のプロたちからも尊敬を集める人物です!

「彼のお墨付きのチーズであれば間違いない」 と信頼して試食してみたところ、想像を遥かに上回る美味しさだったのです!
それでは、まずはこの『フィオール・ダランチョ』を作る「ラッテリア・モーロ社」についてご紹介いたしましょう。
ラッテリア・モーロ社とは?

『フィオール・ダランチョ』の生産者は、イタリア北東部のヴェネト州オデルツォで、1930年から続く家族経営の作り手「ラッテリア・モーロ社」です。
1980年代初期に、セルジョ氏は農家や羊飼いがチーズを保存するために受け継いできた、伝統的なチーズの熟成方法を再発見することを決意しました。
何年もかけて、ワインでチーズを熟成させる「ウブリアッコ(酔っ払い)」と呼ばれる伝統的な方法を研究し、素晴らしいチーズを生み出しました。
彼のウブリアッコの特徴は、ワインの香りでチーズを圧倒してしまうのではなく、“あくまで主役はチーズで、ワインはほんのりと香る程度”という繊細なバランスを大切にしている点です。
長年にわたって磨いてきた熟成技術を活かし、近年では革新的な新作チーズたちも世に送り出しています。
そんな同社が生み出した、まさに“傑作ウブリアーコ”といえる作品が、ご紹介する『フィオール・ダランチョ』です!
お酒を使ったチーズというと、強烈なアルコール臭がして、お酒が苦手な方は匂いだけでも酔ってしまいそうになるものもあったりします。
それはそれで大きな魅力なのですが、やはりクセが強すぎて、誰からも好まれるというものではありません。
しかし、ラッテリア・モーロ社の「ウブリアーコ(酔っ払い)」は、ワインはほのかに香らせる程度にとどめ、
“あくまでも主役はチーズ”というスタンスを守っています。
お酒が苦手な方にもお勧めできるまろやかさが特徴です。
さらに、『フィオール・ダランチョ』の場合は、“オレンジ”の風味を効かせているのが最大のポイントです!
『フィオール・ダランチョ』とは?
イタリア北東部ヴェネト州で作られる『フィオール・ダランチョ』は、熟成の際にお酒を使う、いわゆる“ウブリアーコ(酔っ払いチーズ)”です。
ベースとなるのは、なめらかな生地のマイルドな青カビチーズです。
4ヶ月ほど熟成させた牛乳製ブルーチーズに、しっかりとワインが染みこむよういくつか穴を開けます。
そして、地元産のオレンジのアロマを帯びたパッシート(甘口ワイン)「フィオール・ダランチョDOCG」に漬け込み、さらに30日間じっくり熟成させていきます。
さらに、チーズの上にはサイコロ状にカットした“オレンジピールの砂糖漬け”がトッピングされ、オレンジの香りが一層華やかに広がります。
穏やかな青カビの旨味に、オレンジが香る甘口ワインの風味、オレンジピールの甘く爽やかな香りが交わって、最高のバランスで調和しています。
一緒に合わせる飲み物は、チーズの熟成に使われている「パッシート(甘口ワイン)」や、甘口のスパークリングワインもお勧めです。


『フィオール・ダランチョ』の熟成に使われるのは、地元ヴェネト州で造られる甘口ワイン「フィオール・ダランチョDOCG」です。
イタリア語で“オレンジの花”という意味があり、ワイン自体がオレンジやアプリコットのようなアロマを帯びています。
さらに、オレンジピールの砂糖漬けがトッピングされていて、ブルーチーズにより華やかな味わいと香り、そして彩りを添えているのです!
このチーズについて、美食家キーモン・ジョルジュ氏はこのように評しています。

“オレンジ+甘口ワイン+ブルーチーズ”の三位一体のマリアージュは、まさに“新感覚チーズ”と呼べるでしょう。
とても爽やかでまろやか、華があるのに刺々しくない……など、最高のバランスとなっています!
青カビの風味もマイルドで、舌触りもやさしくなめらか。
「ブルーチーズをお酒で熟成させたもの」と聞いてイメージするお味よりも、びっくりするほど食べやすいですから、青カビ初心者の方にもお試しいただきたいですね。

当店スタッフたちの『試食コメント』
いかがでしょうか、そのイメージが伝わりましたでしょうか?
このチーズを一言で表すとしたら、やはり「エレガント」に尽きるでしょう。
あくまでもブルーチーズが主役でありながら、決して主張しすぎることはありません。
爽やかなオレンジの香りが、チーズ全体を高貴な作品へと仕上げています。
“ナチュラルチーズ+フルーツ”という組み合わせは、古くから相性の良いものとして知られていますが、
この『フィオール・ダランチョ』をお召し上がりいただければ、
「ブルーチーズとオレンジってこんなに合うのか!」ときっと驚いていただけることでしょう!
まずはオレンジの爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。ベースとなる青カビチーズの部分はクセがなく、とてもマイルドで食べやすいです。
「爽やかなオレンジと青カビって合うんだなぁー!」と感動しました♪