
フランス人が好きなチーズといえば『コンテ』でしょう。パリのカフェでチーズサンドをオーダーすると、薄くバターを塗ったフランスパンに、薄切りのコンテが1枚挟んだだけの、シンプルを通り越して、あっけないものが出てきました。「フランス人って雑だなぁ
コンテはフランス人が料理に多用するのもあって、A.O.P(A.O.C)ブランドの中でも生産量は最も多いチーズです。日持ちもよく、搬送にも強く、保存食としてのチーズの歴史を感じさせます。
コンテはフランス東部標高1000M前後のフランシュ・コンテ地方で作られています。同じ牛乳から作られるがスイスの『グリュイエール』です。そう、この2つのチーズはジュラ山脈を挟んでフランスがコンテ、スイス側がグリュイエールという関係。どうりでこの二つは似ているわけです。
コンテのこくが料理にも深い味わいをうみだします。食べてよし、使ってよしのチーズといえばコンテです。
A.O.P(A.O.C)取得年 | 1958年3月 |
種類別 | 加熱圧搾タイプ |
産地/指定地域 | ドゥー、ジュラ、アン各県にまたがるジュラ山脈一帯とソーヌ・エ・ロワール、オート・サヴォワ各県の一部 |
原料乳 | 牛乳の部分脱脂したもの(無殺菌乳) |
熟成期間 | 最低120日間 |
形と重量 | 直径55~75㎝、高さ8~13㎝、重さ32~45kg |
固形分中乳脂肪 | 45~54% |
検索
おすすめ商品
閲覧履歴
カート
ページトップへ