オランダを代表するチーズといえば、「ゴーダ」です。

ゴーダタイプのチーズは、日本人の味覚にも親しみやすく、現在では世界各国で生産されています。

その中でも、オランダの伝統的なゴーダチーズは、直径約30cmの円盤状で、表面がワックスでコーティングされているのが特徴です。

今回お届けする『ゴーダ12ヶ月熟成』は、そうしたオランダ産ゴーダの中からさらに厳選した一品を、“チーズ熟成士の巨匠”フィリップ・アレオス氏が丹念に熟成させた逸品です。

アレオス氏の熟成の魔法にかかったゴーダは、もはや「ゴーダの概念を超越した」といっても過言ではありません。
ガツンとくる旨味と香ばしさが特徴的で、
噛み締めるたびに深い味わいが口いっぱいに広がり、舌の上で劇的に変化していきます。

甘み・塩味・旨味が見事に調和し、口の中で刻々と変化していく様子はまるでキャラメルのようで、 そのおいしさを引き出せるのはまさに熟成士ならではの技。
最後にジャリジャリと感じられる食感はアミノ酸の結晶によるもの。これは熟成により凝縮された旨味の証です。

静かに、それでいて力強く引きこむように訴えかけてくるアレオス氏のゴーダの魅力をどうぞお楽しみください。
このチーズのお供には、ビールやボリューム感のある白ワインがオススメです。