
\さっぱり 軽やか!/
パイナップルがほのかに香る
爽やかチーズ
イギリスで農家製チーズを製造しているチーズ農家を見つけました!
イングランド北西部、ノーサンバーランド州は、スコットランド国境地方に位置する海岸景勝地です。
古城が多く、現在は国立公園として保護もされています。
そんな自然豊かで古い風景が残された、ノーサンバーランド州、パークヘッドファームにあるキャロン・ロッジ社では、
ミルクの搾乳から製造の最終工程であるワックスコーティングまで一貫してチーズ製造を手掛けています。
今回は、ウェンズリーデールチーズにパイナップルの果肉を混ぜ込んだ新しいチーズをご紹介いたします!
イギリスチーズの代表格「チェダーチーズ」。
日本でもチーズ売り場に行けば必ずと言っていいほど置いてある、馴染みの深いチーズのひとつです。
チェダーチーズの本家本元はイギリスですが、
チェダーチーズの産地をよく見てみると
イギリスとは違う原産国名が記載されているということがあるかもしれません。
というのも、チェダーは本国イギリスに留まらず、
オーストラリアやニュージーランド、アメリカをはじめ、世界中で作られているワールドワイドなチーズです。
かつて7つの海を制したともいわれる大英帝国の繁栄を感じさせる、由緒正しき逸品なのです。
"チェダー"と名乗るには、ある独特の製法で作られていることが必須となります。
その名も「チェダリング」という製法です。
チェダリング製法とは、一度固めたミルクをボロボロと細かい状態に砕き、
塩を混ぜ込んで型入れする方法。
細かくすることによって乳酸発酵が進み、殺菌効果が高まります。
チーズに見られる亀裂や、ねっとりとした食感、
酸味のある濃厚な味わいが感じられるのも特徴です。
ウェンズリーデールチーズとは
イギリスのヨーク州ウェンズリーデールとその周辺の農家で伝統的に生産されていた「ウェンズリーデールチーズ」は、
11世紀にフランスから渡ってきたシトー派の修道士たちによって伝えられたのが始まりとされています。
修道士らは青カビタイプ「ロックフォール」の製造方法を伝えましたが、
16世紀に入り、羊乳ではなく牛乳で作られるように変化していきました。
さらに現在では、製造方法の違いにより、見た目も味わいも大きく異なる、
セミハード、青カビ、フレッシュの3タイプのチーズが造られるようになりました。
今回は、セミハードタイプのウェンズリーデールチーズとなり、
製造工程の途中で、パイナップルを加え、約2週間熟成させています。
熟成期間が比較的短いため、酸味が強く、ほろほろとした軽い食感が特徴となります。
ウェンズリー・ハワイアンの味わい
黄色のワックスコーティングを外すと、アイボリー色のウェンズリーデールチーズが見えます。
このチーズの特徴でもある、ほろほろとした崩れやすい食感と、ところどころにパイナップルの果肉が感じられます。
イギリスの代表的な「チェダーチーズ」とよく似ており目が詰まっていますが、違いとしてはウェンズリーデールチーズの方が組織がもろいです。
そのため、スプーンですくうとほろほろと崩れ落ち、口に含むとその繊細な食感とパイナップルの果肉を感じることができます。
ほのかな酸味とミルクの甘味、パイナップルの持つフルーツ本来の爽やかな甘味とジューシーさをお楽しみいただけます。
クセの少ないチーズですので、パンやクラッカーにのせたり、サラダと合わせたりして食べるのがオススメ。
メインや前菜、デザートにもなる万能チーズです!
酸味が気になる場合には、はちみつをかけていただくと酸味と甘味のマリアージュをお楽しみいただけます。
さらに、ワインと一緒に楽しむ場合は、さっぱりとした白ワイン、
シャンパーニュなどのワインとの相性抜群!
数量限定の入荷!
ほろほろ食感のチーズとパイナップルの絶妙な組み合わせはいかがでしたでしょうか。
チーズ×フルーツがお好きな方、さっぱり爽やかなチーズがお好きな方は是非お試しください!
噛むほどに酸味とジューシーさを感じます!
アイスやシャーベットにまぶしていただくのも美味しそう!