“飲む”だけがワインじゃない。
チーズと楽しむ、贅沢な
“食べるワイン”ジュレが登場!
イタリアには、旬の果実を厳選し、そのジューシーで熟した味わいを一年中楽しむために、ジャムやコンフィチュールをつくる長い伝統があります。
素材の持ち味を活かしながら、添加物をできるだけ使わず、丁寧に仕上げられるその味わいは、まさに“果実を食べる贅沢”。
さらに、チーズにジャムやジュレを合わせて楽しむスタイルは、
日本ではまだ珍しいものの、イタリアをはじめとするヨーロッパ各地では
ごく日常的な食べ方。
塩味と甘みのバランスが絶妙で、子どもから大人まで幅広く親しまれています。
今回ご紹介するのは、
そんな伝統と食文化にインスピレーションを受けた、3種の“ワインジュレ”。
イタリア各地で愛されている個性豊かなワインたちを、
香りも味わいもそのままにジュレに閉じ込めました。
チーズとの相性はもちろん、料理やスイーツにも幅広く使える万能アイテム。
その魅力を、これからひとつずつご紹介していきます。
\芳醇な香りとコク。
甘口ワインのご褒美ジュレ。/
パッシート(Passito)ワインとは、イタリア語で「干しブドウから造られた甘口ワイン」を指します。
収穫したブドウを陰干しにして水分を飛ばし、糖分をぎゅっと凝縮させた後、その凝縮果実を使って醸造されます。豊かな甘みと芳醇な香りが特徴で、デザートワインとして親しまれています。
お届けするワインジュレには、「IGT(Indicazione Geografica Tipica:保護地域表示)」に認定されたパッシートワインを使用しています。
IGTに認定されるためには、定められた地域のブドウを最低85%使用する必要があり、ラベルには使用されている品種名と収穫年が明記されます。産地や品種が保証された、信頼できる品質のワインです。
透き通った琥珀色が美しく、メープルや香ばしいキャラメル、そして甘口ワインならではの芳醇な香りが立ち上ります。
ぷるんとしたなめらかなテクスチャーで、口に含むとつるりと喉を通り、心地よい口当たりです。
キャラメルをそのまま舐めているような、しっかりとした甘さが印象的ですが、
余韻にはほんのりとした酸味とワインの風味がやさしく残ります。
見た目の琥珀色がとてもきれいで、香ばしいキャラメルやメープルの香りが印象的。
甘さは強めですが、後味にほんのり酸味があって、重たくなりすぎません。
ぷるんとした食感が心地よくて、のど越しもなめらか。
甘口ワインらしい豊かな香りがふわっと広がって、スイーツ感覚で楽しめるジュレです!
甘口ワインに合わせるチーズといえばやっぱり青カビチーズですよね!
是非、世界三大ブルーチーズのひとつ、イタリア産のゴルゴンゾーラと合わせてみてください。
ピリッとくる塩味と、パッシートのとろけるような甘さが、
びっくりするくらい良いバランスなんです。
お互いが引き立て合っていて、どちらもちゃんと主役になります。
チーズだけではなく、レバーペーストやフォアグラなどのコクと旨みが感じられる料理とも
相性抜群♪
\甘酸っぱくて軽やか。果実香る、
やさしいジュレ。/
ランブルスコワインとは、イタリア北部で親しまれている微発泡の赤ワインのことで、赤ワインによく感じられる独特なえぐみや渋みが感じられにくく、フルーティーで軽やかな口当たりとほんのり甘味を感じられます。
今回ジュレに使用しているのは、ランブルスコの中でもレ・タメリチが拠点を置くマントヴァ産のもの。
ロンバルディア州南部に位置するマントヴァは、エミリア・ロマーニャ州に隣接しながらも独自のワイン文化が息づく土地で、しっかりとした果実味と程よい酸が共存するランブルスコが生まれる地域として知られています。
香りは華やかで、口に含むとワインのアロマがふわっと鼻に抜ける心地よさがあります。
赤ワインの風味はしっかりと感じられますが、ほどよい甘さと、イチゴやベリーを思わせる甘酸っぱさが重なり、ワイ ンが苦手な方でも美味しく楽しめる穏やかな味わいです。
余韻は短くすっきりとしているため、チーズや前菜、デザートなど幅広いシーンで活躍できるジュレです。
イチゴのような甘酸っぱさと、ほんのり感じる赤ワインの香りが実に良いバランス。
甘すぎずすっきりしていて、余韻も軽やか。朝食やアペリティフにも良さそうです。
赤ワインには苦手意識があったのですが、このジュレは全然違いました。
口に入れるとすごくなめらかで、甘みの中にほんのり赤ワインの風味が感じられました。重たさや渋みはまったくなく、むしろすっきりしていて食べやすかったです。
まるで上品なぶどうゼリー、という印象です。
マスカルポーネやリコッタのような、ミルキーなフレッシュチーズに少量添えるだけで、ぐっと華やかになります!
イチゴやブルーベリーなどのフレッシュフルーツとも相性抜群。ヨーグルトに添えてデザート風にしてもいいですし、朝食にもぴったりです。
もう一つおすすめしたいのが、ビスコッティやサブレ系などの小さな焼き菓子。
バターのコクとジュレの甘酸っぱさが、とても良いバランスです。ちょっぴり贅沢なお茶の時間に是非お試しください。
\赤ワインの香りが広がる、
大人のジュレ。/
キャンティとは、イタリアのトスカーナ地方で産出される赤ワインで「イタリアワインの女王」とも呼ばれているほど有名です。サンジョヴェーゼ種を主体とした芳醇で酸味のある味わいが特徴です。
その中でもイタリアワインの格付けにおいて最上位の等級「D.O.C.G.」に認定されているワインを使用しています。
D.O.C.G.に認定されるには非常に厳しい条件が設けられており、生産地やブドウの品種、栽培方法、最大収穫量、最低アルコール度数、熟成方法など、あらゆる項目において厳格な規定を満たす必要があります。さらに、申請には最低5年間「D.O.C.」に分類されていた実績が必要とされ、品質の高さと一貫性が求められます。
ワインジュレには、キャンティがそのまま使用されており、やや紫がかった鮮やかなルビー色。蓋を開けるとワインの香りがふわりと香ります。
イチゴジャムや煮詰めたダークチェリーのような奥深いフルーティーな甘みの中に、赤ワインらしい渋みや深みが感じられます。
口に入れた瞬間はあっさりしていますが、後から赤ワインの香りがふわっと広がり、余韻が長く続きます。
甘さの中にほんのりとした渋みがあって、大人の味わい!
本当に赤ワインを飲んでいるかのような奥行きのある味わい!
ブドウのコクと赤ワインの深みがそのまま残っていて、上品な甘さでチーズや肉料理にもよく合います。
チーズに合わせるならハード系のコクのあるタイプや、羊乳のチーズ!
もちろんブルーチーズにも相性抜群です。
ワインの渋みが、チーズの塩気と合わさり、
バランスの良い"対比的マリアージュ"をお楽しみいただけます。
チーズはもちろん、パンに塗ったり、料理のアクセントとしてお肉料理・お魚料理のソースとしても最適ですよ!是非試してみてくださいね!
\郷土に根ざし、世界へ届ける/
レ・タメリチは、1991年にパオラ・カルチョラーリ氏の調理に対する情熱が形となり、料理学校を兼ねた文化協会として誕生しました。
料理好きための交流の場としてスタートさせた調理学校は、オーナーであるパオラ氏が自らジャムやゼリー、モスタルダ(スパイシーなフルーツジャム)のプロデュースを行うようになり、たちまち地元の人々の評判となり、2001年に法人化しました。
2010年にはグラナ・パダーノ保護協会と提携し、チーズの熟成に合わせた3種のコンフィチュールを開発するなど、常に地元マントヴァの料理文化と伝統を反映したアイディアを展開しています。
現在では、高い製造基準の証として、国際的な重要認証である「IFS」「BRC」を含む、3つの品質認証を取得し、世界中で愛されるブランドに成長しました。
パオラ氏は料理教室の運営だけでなく、工場の管理にも自らの目を配り、普段からスタッフと同じように現場で作業を行っているそうです。
白いエプロンと工場服を身につけ、届いたばかりの原材料を受け取って、手袋をつけて丁寧に洗い、皮をむく。そのままスタッフに混じって指示を出しながら、共に手を動かして働く姿がそこにあります。
自社の製品やブランドに誇りを持ち、原材料が農家から届いた瞬間から製造の工程まで、すべてを自分の手で確認し管理する。その姿勢からは、ものづくりへの徹底したこだわりと、「自らのブランドを愛し、守り抜きたい」という、強い意志が感じられます。
レ・タメリチ社では、煮る・洗う・殺菌するといった一部の工程を除き、ほとんどが手作業です。
市場から届いたばかりの野菜や果物は、新鮮さを保つためその日のうちに調理され、一瓶一瓶、手作業や水差しを使って丁寧に詰められていきます。非常に手間と時間のかかる作業ですが、そこにこそ品質と伝統へのこだわりが表れています。
使用する原材料はすべて地元産の厳選された旬のものだけ。しかもすべてオーガニックで、保存料・添加物・抗酸化剤といった化学物質は一切使用していません。そのため、素材本来の美しい色合いと豊かな香りがそのまま活かされています。
朝一番で届いた野菜をすぐにカットし、旬の絶妙なタイミングを逃すことなく加工へと移り、瓶詰後には熱殺菌を施します。この工程によって、自然な製法でありながら長期保存が可能な製品となっているのです。
▲手作業で瓶に詰める様子
▲手作業でラベルを貼る様子
私たちは“味を楽しむ”という提案をしているの。
この仕事は“創造”よ。新しいものをどんどん作って、お客さまの選択肢を広げていきたいし、味の世界観を持って欲しいと思ってるの。
珍しいフルーツや野菜、珍しい組み合わせとか、まだまだ無限大だから。
私たちの商品はプレゼントにも向いているので、自分が味わった感動を他の人にも伝えたくなるような、そんな商品にしたいと思っているの。
私の手を離れた商品を誰かが誰かを喜ばすために買ってくれるなんて、これほど嬉しいことにはないわ。
!
新たなチーズの楽しみ方としてご提案する、
“食べるワイン”=ワインジュレ。
いかがでしたでしょうか?
ワインが苦手な方にもやさしい味わいで、気軽にペアリングをお楽しみいただけます。
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