頒布会で話題をよんだ、
ユニーク型の
コク旨ウォッシュチーズ!
2月の新作チーズは、フランス北部のユニークな形のウォッシュチーズ『ブリック・デ・フランドル』です!
見た目は華やかなオレンジ色、食べればもっちりとして弾力がある食感があり、
塩気とコクがあるチーズで、この季節に食べたいチーズです。
フランドルは、フランス北部からベルギーにまたがる地域で、
日本では英語由来の「フランダース」が馴染み深い名称ですね。
ブリックは、レンガという意味で、特徴的な四角い形をしています。
このチーズをアレオス氏が丹念に熟成しました。
フランス北部やベルギーで愛されるチーズ、早速ご紹介しましょう。
『ブリック・デ・フランドル』とは
名前の「ブリック」とは、“レンガ”という意味で、
「フランドル」とは、“フランス北部の地域”のこと。
その独特の長方形をした形から
フランドル地方のレンガと名づけられています。
表皮と中の生地の鮮やかなオレンジ色も特徴的です。
その生地にはミモレットなどのフランス北部のチーズでも使われているベニの木から抽出したアナトー色素を使用しており、
これがキャラメルのようなフルーティーな味わいもチーズの内部にプラスしてくれます。
塩水でウォッシュさせた表皮の香りの強さとは裏腹に、中はしっとりとしていて、
コクと甘みを感じる意外と穏やかな味わいのチーズです。
このような特徴は、フランス北部と隣国のベルギーのチーズに多くみられ、
寒い地域ならではの伝統的な熟成方法といえるでしょう。
小さな農家が伝統的な製法のまま、家族経営で作り続けているチーズですので、生産量も限定されています。
【P アレオス熟成】
ブリック・デ・フランドルの味わい

ウォッシュ好きな方にはたまらない、独特な香りを放っているこの『ブリック・デ・フランドル』、
ウォッシュ熟成はお隣の国、ベルギーのチーズによく見られる伝統的製法で、
苦味や塩気を和らげながらミルクのコクと甘さを引き出していきます。
生地のオレンジ色はベニの木から抽出される植物色素『アナトー』を使用。
表皮の香りに反して中の生地は、しっとりとやさしいミルクの濃厚で奥深い味わいが楽しめます。
では、スタッフ試食コメントをご紹介いたしましょう!
おすすめの召し上がり方
ワインは、ふくよかな味わいのメルローや
力強さと上品さを持ち合わせたローヌのシラー
との相性がよいでしょう。複雑さとコクのあるブルゴーニュの辛口赤ワインもおすすめです。
そしておすすめは、産地の近いベルギービール!
特にラガー(熟成)タイプと合わせていただくことを
おすすめいたします。
もちろん、エールやIPAタイプのクラフトビールとも相性は抜群です。
チーズの濃厚な味わいと香り、ミルクのコクを噛みしめるように、しっとりとお楽しみください。
この希少なチーズを買いつけし、熟成した、熟成士の巨匠 フィリップ・アレオス氏をご紹介します。


フィリップ・アレオス氏は、パリにショップを構え、地下にある4つの熟成庫にてあらゆるタイプのチーズを熟成し、販売しています。
1年で扱うチーズの種類は「180~250種」にも達しますが、その一つ一つに対し、最適な温度・湿度管理・洗い方などを把握していて、経験と技術によって最高の状態にまでチーズのコンディションを高めます。充実した施設で徹底した衛生管理を行っていることでも知られています。
また、フランス労働省から熟成士としての功績が認められ、「MAITRE ARTISAN FROMAGER AFFINEUR」="チーズ熟成士の巨匠"の称号を与えられているほどの存在なのです。
彼の卓越した熟成技術はプロからも高い評価を受け、ミシュランの星付きレストランにも選ばれています。
さらに「ニューヨーク・タイムズ」誌を始めとする様々なメディアでも紹介され、世界中の注目を集めています。
奥様であるラシェル・アレオス氏とともに、今後も卓越した熟成士の技を極め、最高のチーズを提供してくれるでしょう。
数量限定!次回入荷は未定です。
今回ご用意できたのはごくわずか!
鮮やかなオレンジ、そして、レンガのような風貌は見た目でも十分楽しませてくれますが、
アレオス熟成ならではのコクと甘み、
そしてウォッシュの独特な風味がバランス良く引き出された逸品です。
寒い地方で作られたチーズですので、これからの時期がベストの状態で味わっていただけます。
ぜひこの機会にご賞味ください。