2005年の「チーズプロフェッショナル資格試験」の二次試験で、「朝食は和食党だが、栄養のバランスを考えてチーズを取り入れたい人に対して、どのようなチーズを使ってどのような料理法を提案するか」という問題が出題されていました。
“チーズに和食”、一見ミスマッチのようですが、これが意外とおいしいのです。朝食っていう設定なので、“チーズに日本酒”というテーマは外して考えてみますね(中には「朝から飲む」という方もいるかも知れませんが…)。
日々の朝食にチーズをひと足し
一番簡単なのが、ハードチーズをおろしてお味噌汁に入れること。“味噌とチーズ”、この組み合わせはともに発酵食品なので、とても相性がよいのです。味噌汁にコクがでておいしいですよ。
さらに、カッテージチーズにネギと三つ葉を乗せ、わさび醤油をかけて食べるのもおいしいですよね、クリームチーズでやってもいいのですが、朝はやっぱり、さっぱりして低脂肪のカッテージチーズがオススメです。
おかずにも足してみましょう
卵焼きの具にゴーダなどのハードチーズをすりおろして焼いてもいいですね。チーズオムレツの和風版といったとこでしょうか。ちくわにチーズを入れて“チーちく”にしたり、チーズを海苔で巻いたりするのも手です。
チーズはたんぱく質も豊富で、カルシウムが効率的に取れる食材なので、和風にアレンジして食べると、食事の栄養バランスもよくなると思います。チーズにはビタミンCや食物繊維が含まれていないので、野菜サラダに上にトッピングするだけでもOKです。
ぜひ、朝から気軽にチーズを召し上がってみてくださいね。