チーズには塩が必要です
チーズを食べると「しょっぱいな~」って感じること、ありませんか?とくに青カビチーズ、なかでもロックフォールは、かなりしょっぱいです。塩分の摂りすぎにならないか心配する方もいらっしゃいますよね。
でも“チーズに塩分”、これはなくてはならないもので、塩分なしにチーズは造れません。ナチュラルチーズは、熟成前に塩水に漬けたり、そのまま塩をすりつけたりして脱水するので、当然でき上がったチーズには塩分が含まれます。チーズを熟成するには、多少なりとも塩分が必要なのです。
気になるチーズの塩分量は?
では、チーズに含まれる塩分量を見ていきましょう。少なめのカッテ―ジチーズなら 1.0%、かなりしょっぱいと感じるブルーチーズには 3.3% の塩分が含まれます。一般的には、大人が一日にとってよい塩分は 10g
程度といわれています。チーズをちょっとつまむならほぼ 30g 程度。それだけなら塩分量は 0.3g 程度にしかなりませんので、大量に食べるのでなければ気にするほどではありません。
※ただし 100g 以上毎日食べれば、それなりに塩分を摂ることになります。
塩分の摂りすぎに気をつける必要のある方はご注意くださいね。
ちなみに、他の食材を見てみますと、こんな感じになるそうです。
- 食パン 6枚切り1枚 ────── 0.8g
- インスタントラーメン 1袋 ─── 1.0g
- ロースハム 1枚 ──────── 0.6g
- シラス干し 小さじ1 ────── 1.2g
- ツナ缶(フレーク、油漬40g) ── 0.5g
減塩にチーズをちょっと活用してみましょう
けっこう「あんな食品もこんな食品も塩分高いんだな~」と思いませんか?
塩分を取り過ぎると、高血圧になりやすいと考えられています。そこで、チーズに含まれる塩分を上手に利用して“減塩”するために、塩を控えめにしてハードチーズをおろしたものを少々加えてみてください。
旨みを含んでいるのでコクが出て、塩が少ないのが気になりません。
手軽にできる健康アイデア、せひ、試してみてください。