チーズを食べるときには、やはり一緒にパンを添えるのが定番ですね。でも日本人たるもの、お米のごはんも大好き。そこで、今回は“ごはんとチーズの組み合わせ”を考えてみます。
ごはんのおかずにオススメするなら・・?
そんな気持ちになったのは、こんなことがきっかけでした。昔、あるスーパーでチーズの販売の手伝いをしていたときのこと。「チーズ、いかがですか?」と声を掛けた私に、年配の女性が「チーズって栄養があるらしいわね。ごはんのおかずにいいのはどれ?」と質問されたのです!
「えっ?」予想もしなかった質問にびっくりする私。
「ごはんの上にチーズを乗っけて食べるつもりなの?? あれれ、でも、チーズってフランスでは漬物みたいな存在だもの、意外に合うのかも…」と思い直し、これぞと思われたものをあれこれとオススメしたのでした。
クリーミーな白カビとハードチーズをオススメしました
まずはクリーミーな白カビタイプ。「白カビの部分を取り除いて、温かいご飯にのせて、お醤油をひとさしタラリはどうでしょう? チーズがとろりとして“バターご飯”みたいな感じでおいしいですよ! それにチーズにはカルシウムが豊富に含まれていますからカラダにもいいですよ!」
「でも、太りそうじゃない?」そんなツッコミにも“わが意を得たり”と、
「ではパルメザンチーズはいかがですか? 脂肪分は少なく低カロリーですが、熟成が長いので旨みが凝縮しています。これをおろして温かいご飯に振りかけて召し上がってください。イタリアのチーズリゾットみたいになりますよ。」
「まぁ、ふりかけみたいで簡単でいいわね。ではそれを頂戴。」こんな具合でしっかりとお買い上げをいただきました!
カルシウムやたんぱく質たっぷりで低脂肪のパルミジャーノは“チーズふりかけ”にして食べましょう。これホントおいしいですよ。パルミジャーノご飯、ぜひお試しくださいませ。