日本酒とハードチーズは相性ばっちり
寒い冬にはピッタリの日本酒。この時期はワインより日本酒を飲む機会が増えますよね。日本酒は身体を温める作用もあるそうですので、寒い日には日本酒とチーズを一緒に味わってみませんか?
これが意外なほど、よく合うんです。
純米酒から吟醸酒まで、あらゆる日本酒にオールマイティに合うのがハードチーズ。「日本酒に合う」と有名(?)なミモレットはもちろん、コンテやパルミジャーノ・レッジャーノなど、ハードチーズは日本酒にぴったり。お酒の味わいがさらにふくよかになって、お酒もチーズもさらにおいしくいただけます。熟成の長い、硬いチーズは冬の必需品ですね!
白カビチーズ、青カビチーズも相性よし
意外なところでオススメなのが白カビチーズのバラカ。脂肪分が高めのクリーミーな味わいが、お酒のまろやかな酸味とよく合って絶妙なのです!! 一見ミスマッチのようですが、だまされたと思って、ぜひ試してみてください。お酒はどちらかというとすっきりした吟醸タイプがおすすめです。
そして、青カビチーズも日本酒にピッタリ。マイルドな味わいのゴルゴンゾーラやフルム・ダンベールは純米酒にしっくりとくるんです。さらにロックフォールなら、しっかりとした造りの山廃仕込みの純米酒を。塩味が強くて、青カビ風味の強いロックフォールと肩を並べるように、日本酒が力強く応えます。まさにフルボディの赤と組み合わせているような感覚です。
燗でもおすすめ
さらに、お酒に燗をつけてもOK。チーズを口に入れ、舌の上にのせたら、人肌程度に燗をつけたお酒を一口含むと…。するとお酒の熱でチーズがやわらかくなり、まろやかにコクがでて、とろっとした食感がチーズをさらにおいしくさせます。そこに日本酒ならではの、米の甘みとまろやかな酸味が加わって…。
これぞ、寒い冬ならではの、チーズの楽しみ方。ぜひ、今宵は、チーズと日本酒で、心も身体もあったまってくださいね。