青カビチーズの塩分は他のチーズの倍近く!
みなさんは、青かびチーズってよく召し上がりますか?
青かびチーズは青かびを入れて熟成 したチーズなので、独特の風味を持っています。そして、青かびチーズはしょっぱい。塩分が高いのです。どのくらい高いかというと、まさに普通のチーズの2倍くらい。通常、チーズの塩分はだいたい2%程度なのですが、青かびチーズは4%以上も塩分が含まれていることもざら。でも、これには、実は、わけがあってのことなのです。
青かび菌は塩分に強い
青かびチーズは乳に青かび菌を加えてからチーズつくりをするのが一般的です。このとき、ほかの雑菌に青かびが負けてしまわないように塩を強めにしていきます。青かび菌は塩分には強いので、塩分を強くすると、雑菌は殺菌され、青かびはそのおかげでゆっくりのんびり、自分のペースで繁殖をすることができるのです。ですから、上手においしい青かびチーズを作るには塩分をたっぷり加えるのが秘訣なんです。だからしょっぱいんですね。
塩分の代わりにお料理に使うのもおススメ
でもしょっぱすぎて食べきれない、っていう方は、青かびチーズを料理に使ってみましょう。塩分の代わりに、加えていけば、いろんな食材とよくあいます。オムレツを作るときに卵に少し加えてみるとか、生クリームで伸ばして青かびソースを作ってみるとか。この青かびソースは、パスタとかサラダにも使えますよ!しょっぱさを生かしていろんなアレンジを試してみてくださいね!