基本は「均等」!
いざ、チーズを食べようとしたとき、「どうやって切ったらいいんだっけ?」と首を傾げたことありませんか?でも、チーズの切り方について難しく考えることはありません。チーズはおいしく食べればいいんだから、堅苦しい決まりなんてないんです。…とはいっても、切り方ひとつでおいしさが左右されることもあるのも事実。ということで、チーズをさらにおいしく食べるためのカット方法をお教えしましょう。
基本は「均等な条件になるように切ること」。これが、最後までチーズをおいしく食べるための秘訣であって、これさえ守れば、皮の部分ばっかり残ったりすることもありません。
- 皮と中身が、どのカットも同じになるように切る。
- 熟成の状態が、どのカットも同じになるように切る。
白かびチーズやウォッシュチーズなど、やわらかいチーズは放射線状に切れば間違いありません。
ハードタイプなど硬めのチーズは放射線状には切らず、皮の面を気にしながら端から切っていきましょう。皮のある面が1~2面になればOKです。皮が無い硬めのチーズなら端から好きなように切ればよいです。
チーズのタイプを意識しましょう
ちょっと切りにくいのが青かびチーズ。とくにロックフォールやスティルトンのような塩味の強い青かびチーズは、大きなカットに切ってしまうと塩辛くて食べ切れません。小さめに切るのがおいしく食べるコツです。また、青かびチーズは、青かびが中に入っているために、切るとポロポロと崩れやすいのが特徴です。
切り口が崩れてしまっても問題はないのですが、青かびのきれいなカット面を見せたい、崩れないように切りたい、という場合は、ナイフをお湯で少し温めてから切りましょう。美しい切り口に切れること、間違いなしです。