
南仏仕立ての“シトロネット”
爽やかなレモンピールと
上質なショコラの絶妙なハーモニー
シトロネット(citronette)とは、フランスで古くから親しまれている伝統的なチョコレート菓子のひとつ。レモンピールを砂糖で煮てから、チョコレートでコーティングしています。
似たお菓子にオランジェット(orangette)がありますが、こちらはオレンジピールをチョコレートでコーティングしたもの。当店ではMOFフィリップ・ベル氏のオランジェットが人気です。
オランジェットはフルーティーでまろやかな甘味を楽しめるのに対し、シトロネットはキリっとした酸味とほのかな苦味が特徴。その爽やかな味わいは、特に夏にピッタリな味わいのショコラです。


厳選したレモンの皮をじっくりと砂糖漬けにし、甘酸っぱく柔らかな食感に仕上げた後、口どけの良いクーベルチュールチョコレートでひとつひとつ丁寧にコーティングしました。一般的なシトロネットはダークチョコレートでコーティングされることが多いですが、アヴェッカー氏は優しい甘さのカカオ43%のミルクチョコレートを使用しています。
レモンピールは爽やかさの中にほのかな苦味を感じますが、全体を包み込むミルクチョコレートのおかげで、優しく上品な味わいに。また、レモンピールは小さめにカットされており、口当たりも軽やかです。

まず、箱にたっぷり入っているのが嬉しいポイント◎ミルクチョコレートの甘味がレモンの爽やかさと抜群にマッチしていて、パクパク食べられます♪

噛んだ瞬間に爽やかな柑橘の香りが口いっぱいに広がります!レモンピールのほのかな苦味もありますが、そのまわりをコーティングするチョコレートの甘さが包み込んでくれる印象です。
1
冷やして、
ひんやりと


アールグレイやレモングラスティー、ミントティーなど、柑橘系や清涼感のあるお茶と好相性。ミルクチョコレートの甘さとレモンの香りがお茶の風味と調和します。

辛口の白ワイン(ソーヴィニヨン・ブランなど)やシャンパーニュと一緒に楽しむと、アペリティフ(食前酒)や食後のひとときにぴったり。レモンピールのほろ苦さがワインの酸味と好バランスです。

脱プラスチックの動きが加速するフランス。
アヴェッカー氏のブティックでも、
プラスチック削減に向けた取り組みが進んでいます。
近年ではパッケージの見直しを実施し、
紙製のパッケージを採用しています。
美味しさだけではなく、地球への優しさも重視する
アヴェッカー氏こだわりのパッケージです。
※実際にお届けするパッケージとはデザインや色が異なる場合がございます。



フランス各地の修業を経て、2002年アヴィニョン郊外のシャトールナールに自らの店舗をオープン。国内外の料理学校・製菓学校で講師を務めるほか、「オペラ社」の顧問として、中東・アジア・ヨーロッパをまわり、様々なショコラトリーのアドバイザーとなっている。世界的に有名な俳優や、国民的歌手など、彼の創り出すショコラに魅了されるVIPも多数。

1976年アヴィニョン生まれ。18歳から7年にわたり、コンパニオン(職人組合)制度のもとフランス各地のパティスリー・ショコラトリーのもとで修業を積む。2000年パスカル・カフェコンクールで優勝。2001年ショコラトリー国際コンクール2位。2002年ショコラトリー国際コンクール・アーティスティック部門で優勝。2002年アヌシー、マリニャーヌ、ディジョンなど各地のショコラコンクールで受賞。2007年MOF(フランス国家最優秀職人)ショコラティエコンクール・ファイナリスト。2011年MOFショコラティエを取得。2015年C.C.C.(チョコレート愛好会)でアワードを受賞。2019年自身の店舗が、フランス政府より優れた技術を持つ企業に対して与える【EPV(無形文化財企業)】に認定。

原材料はとてもシンプルですが、アヴェッカー氏の技とこだわりがぎゅっと詰まった一箱。
思わず手が止まらなくなる美味しさを是非、お試しください。
砂糖漬けされたレモンピールとミルクチョコレートの甘さがとても上品!レモンの酸味は少ないため、まろやかな味わいです。