このワインの特徴は?
ワインの銘醸地ボルドー地方から東へ100kmほどに位置するベルジュラック地区は、かつてはイギリスへの輸出も多く、ワイン産地として栄えていました。今では、マイナー産地になってしまいましたが、カベルネソーヴィニヨンやメルロ、カベルネフランなど、ボルドーと同じ品種を多く栽培しています。
産地の知名度の違いはありますが、ここベルジュラック地区ではボルドーワインを凌駕するほど高品質なワインが造られています。また多くのソムリエ御用達の高級ソムリエナイフの産地としても有名です。
生産者のパスカルは父から畑を譲り受け、飲み手の気持ちに寄り添うワイン造りを行っています。実際に食べてからのブドウの収穫を決め、夜間の涼しいうちに収穫、ビオティナミ、オーガニック、など様々な農法など、ブドウや品質に良いと思えば取り入れる。彼の造るワインは、価格も飲み手に優しく、とにかくワインを飲んで欲しいという愛情が込められています。
発酵前に、4~5日間スキンコンタクトし、ステンレスタンクで28度に保ちながら発酵させます。フレンチオークの樽(新、1年、2年各1/3)で12ヶ月熟成、その後タンクで5~6ヶ月寝かせて造られています。パリ農産物コンクールで『金賞』を受賞しています。
