世界には数多くのブルーチーズが存在します
チーズの中に、美しい青や緑が入っている“ブルーチーズ(青カビチーズ)”。見た目も味わいも個性的で、チーズ好きな方から絶大な人気を誇ります。
さらに、ヨーロッパには数多くのブルーチーズが存在します。「どれから食べてみようか?」と迷ってしまうほど、ブルーチーズのラインナップは種類豊富で個性的。
中でも、世界三大青カビチーズとなぞらえられるこの3種類は特に有名です。
- クリーミーでなめらかな食感の『ゴルゴンゾーラ』(イタリア)
- 羊乳製で心地よい刺激と濃い旨味の『ロックフォール』(フランス)
- ほろっとほどける、味わいしっかりの『スティルトン』(イギリス)
そんなブルーチーズですが、過去にテレビ番組で「ブルーチーズに血管を若返らせる」旨の内容が放送されたことがあり、当店スタッフも驚くほどの、たくさんのご反響・お問い合わせをいただいたことがございました。
「ブルーチーズを食べてみたい!どんな種類があるの?」
「どのブルーチーズを、どのくらい食べたらいいの?」
皆さまも気になりますよね?
そこで、ここではブルーチーズの“健康に良いとされるポイント”についてご説明いたします。
ブルーチーズに豊富に含まれる「LTP」とは?
まず、ブルーチーズが注目された最大のポイントは、「LTP(ラクトトリペプチド)」という物質を豊富に含んでいる点です。LTPには、以下のような効果が期待できるとされます。
- 血管を柔らかく保つ
- 血流をよくする
- 一酸化窒素を効果的に増やせる
健康にいいのはもちろん、肌や髪を美しく保つことにもつながります。多くの女性から注目されるのも当然かもしれません。
チーズの脂肪は体内に蓄積されづらい?
青カビは“脂肪を分解する酵素”を有しています。チーズにふくまれる脂肪は、熟成中に青カビが出す酵素によって分解され、消化されやすいように質を変えており、他の動物性脂肪に比べて体内に蓄積されづらいとされています。
ブルーチーズは一日にどれくらい食べればいいの?
一般的には、ブルーチーズは1日あたり“約30g”を目安に摂取すると良いとされています。
また、これは「チェダーチーズ」でも問題ありません。もしブルーチーズが苦手であれば、チェダーチーズを食べてもいいのです。飽きないように、組み合わせて上手に取り入れるとよいでしょう。
食べ過ぎは塩分と脂肪分の取り過ぎになるので、日頃の食事でトータルな栄養素を考えながら上手に取り入れていくといいですね。
ブルーチーズを食べやすくするには?
ブルーチーズはとても美味しいものですが、他の種類のチーズと比べるとやや“塩気”が多め。個性的な味わいのものもあり、「クセが強くて食べづらい」と感じる方もいらっしゃいます。
より食べやすくするために、“しょっぱいもの&甘いもの”というマリアージュを楽しんでみてはいかかでしょうか?
- “ハチミツ”をかけてみる
- 酸味や甘味のある“ジャム”とあわせてみる
- イチジクやレーズンなどの“ドライフルーツ”を添える
- 甘口のワインと合わせて
- もっと手軽に、レーズン入りのパンに塗るようにしてもいただくのも美味しいですよ!
また、パスタやピザなどに使ってもいい仕事をしてくれますが、風味が強めに出る場合があります。苦手な方は、加熱して味わうよりも、そのまま食べていただくことをお勧めします。
いろんな効果が期待され、食べかた次第でもっと美味しくなる“ブルーチーズ”。
ブルーチーズに限らずですが、完全栄養食のチーズを、ぜひ毎日の食卓に上手に取り入れてみてくださいね。
※チーズを食べたからといって治療はできません。また中には塩分の高いチーズもありますので、取りすぎにはご注意ください。