秋の味覚と山羊乳チーズの
ユニークなマリアージュ
栗の葉を巻きつけて熟成!
ほっくり優しい味わいが秋にピッタリ。
秋といえば、食欲の秋!
実りの秋と言われる通り、秋には野菜や果物など多くの食材が収穫の時期を迎えます。
そんな秋の味覚の代表格といえば、栗。実は、栗の木は日本で縄文時代からあったといわれており、
古くから人々に親しまれてきました。
現在では、栗を使ったおかずやデザートなど、様々なアレンジで楽しまれていますね。
今回ご紹介するのは、そんな秋の味覚、栗にまつわるユニークなチーズ。
その名も、「カスターニャ」です!
実は、アレオス氏からこのチーズの誕生を聞いたのは数年前こと。
栗の葉に包まれた可愛らしい見た目、香り、優しい酸味とミルクの甘みが感じられる素晴らしいチーズに感動しました。
しかし、残念なことに生産量が少ないチーズ。輸入を断念することが続き、お蔵入りとなってしまったのです。
今年こそは!と強い気持ちでアレオス氏に早い段階で確保を依頼。
ついに念願叶って、ようやくこのチーズをご案内できることになりました!!
それでは、早速ご紹介にまいりましょう!
栗の葉を巻いて熟成。秋らしさ満載のシェーブル
【P・アレオス熟成】カスターニャ


カスターニャは、イタリア北東部、オーストリアと国境を接する
南チロルの山岳地帯、イサルコ渓谷で作られています。
険しい山々が広がるこの一帯は、冷涼な気候が続く厳しい環境下で、
ワイン造りも行われている地です。
カスターニャの生みの親は、南チロルに拠点を置くデギュスト社。
フランス語のデギュスタシオン(味見)から付けられた社名で、
「美味しい体験を多くの人に届けたい」という創業者の想いが込められています。
カスターニャとは、イタリア語で「栗」を指す言葉。
山羊乳のチーズを、栗の葉で巻いて熟成させています。
栗の葉を巻きつける一番の理由は、チーズを長持ちさせるための保存の観点から。また熟成期間中に栗の葉から植物の香りを与え、チーズの風味を引き立たせる役割もあります。
さらに、熟成過程ではスモークペッパーが加えられ、胡椒の華やかさが山羊乳独特の味わいを穏やかにしてくれています。
アレオス氏は、デギュスト社から仕入れたカスターニャを、さらに8~12週間熟成していきます。熟成により、チーズは一層クリーミーになり、豊かな香りを放つようになるのです。
きめ細かくソフトな舌触りが心地よく、山羊乳の優しい風味と栗の葉による複雑な香りが交わって、長い余韻を残します。

栗の葉の優しい香りはチーズ内部へと浸透しているので、栗の葉は取り除いてお召し上がりくださいね!
アレオス氏によると、カスターニャはチーズを食べ慣れた愛好家の方にオススメとのこと。
オリジナリティ溢れる希少なチーズを、ぜひお試しください!
おすすめの召し上がり方

ロワールの銘醸地、プイィ・フュメの白ワインや、甘口ワイン(モンバジャック、ガイヤック、ジュランソン)、
ソーテルヌとの相性が抜群です。ぜひ様々なマリアージュを試してみてください!
試食しました!
限定35個のみ!

栗の葉を巻いて熟成させた、見た目からも味わいからも秋を感じられるチーズ。
もともと生産量が少なく、それをチーズ熟成士の巨匠アレオス氏が熟成しているとなれば、なおのこと希少なチーズです。
今回、35個限定で販売できることになりました!なお、次回の入荷は未定となっております。
アレオス氏の熟成の妙技による奥深い味わいを、どうぞお楽しみください!
ご注文お待ちしております。
山羊乳特有のクセは少なく、ほのかな酸味と甘味のある優しい味わい。日本ではあまり見かけないチーズで、面白い!