新たな融合、ドイツチーズ×ワカメ!
北海と日本の海がマリアージュ。“海のテロワール”を感じられるチーズです。
当店スタッフがアレオス氏のショップで見つけたチーズ、
『ミワ・ミニョン・オ・ワカメ』。
試食させていただくと、ガツンとした旨味にミルクのコクと酸味、塩気のバランスがとても良い逸品でした。
気になるのは、名前にある“ワカメ”。
表面の黒い模様を見て、「まさか…」と思いアレオス氏に聞いたところ…
「海藻だよ、ワカメ!」
と、なんとワカメを巻いて熟成されたチーズだったのです!
素晴らしい美味しさ&ユニークさ。
これは、日本のお客様にも味わっていただきたい!
一体どんな背景でワカメとチーズが融合したのか、
どんな魅力のあるチーズなのか、秘密に迫ってまいりましょう!
【P アレオス熟成】ミワ・ミニョン・オ・ワカメ


ミワ・ミニョン・オ・ワカメは、ドイツの最北端、北海に突き出しデンマークと
接する、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州生まれのチーズに、
ワカメ!を巻いて熟成した、ユニークなチーズです。
この、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州。日本でその名前はあまり
聞かれません。しかし、牛の「ホルスタイン」と言えば、日本でも広く飼育され、
有名です。実は、ホルスタイン牛の名は、起源となった
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に由来しているのです。

『ミワ・ミニョン・オ・ワカメ』が作られたきっかけは、独特で個性的です。
始まりは、ミワチーズの発案者が来日された際、ワカメを持ち帰ったことでした。
潮の香りをふんだんに含むワカメ。これをチーズと合わせたなら?
数あるチーズの中で、ワカメの相棒に選ばれたのは、海の香りを内包する、
ドイツ北端の小ぶりなハードチーズでした。
北海に隣接する牧草地。潮風をたっぷり受けた牧草は、海の香りと塩気を持ちます。
そしてその牧草を食べた牛たちのミルクもまた、海の香りとかすかな塩気を帯び、
チーズに仕上げられてなお、香りと味わいに海の気配を漂わせます。
こうして、ともに海の気配を持つワカメとチーズが出会いました。
両者を合わせて熟成を進めていくと、二つの香りと味わいが寄り添いあい、
“海の影響を受けたチーズ”として、素晴らしい相性を作り出したのです。
丁寧に巻かれたワカメが、唯一無二の模様を作り出しています。
海の香りをまとったワカメは、北海近くのチーズの生産地を
思い起こさせるとともに、塩気を帯びたミルクの風味とも見事に調和しています。
手のひらサイズの小型のチーズですが、
可愛らしい見た目には想像つかないほど旨味が凝縮しており、
ミルクのコクと甘み、心地よい酸味もほんのりと感じられます。
是非、一度薄くスライスし、舌の上で馴染みゆくその味わいと
長い余韻をご堪能ください。
味わいのバランスが良くクセがないため、
チーズ通の方はもちろん、熟成士チーズ初体験の方にもオススメできます。
おすすめの召し上がり方
ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルメンティーノなど、
辛口でフルーティーな白ワインがオススメです。
お酒だけ、チーズだけ、そして一緒に。
是非、妙なるマリアージュを楽しんでください。
他には、ビールや蒸留酒、意外なところでは緑茶でも。
合わせる飲み物毎に、
このチーズの複雑な表情を味わえるでしょう。
チーズからこぼれだす、
ナッツ風の味わい、塩気、そして、海の香り。
じっくりと味わっていただきたい逸品です。
数量限定
ワカメを巻いた珍しいチーズに、さらにアレオス氏が追熟を行った、とても希少なチーズです。
ワカメとチーズが生み出す“海のテロワール”をご堪能ください。
輸入できたのはごくわずか!
次回の入荷は未定となっております。
ご注文お待ちしております。
北海のほとりで作られたチーズと日本のワカメ……。
なんともドラマチックな出会いですね!
このチーズを、アレオス氏がさらに熟成しています。