今、大注目の逸品『ナッツ入りオレンジハチミツ』です!
ハチミツというと、「冷蔵庫にあるけどあまり使い道が…」とお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ハニー風味のビスケットやお菓子はまろやかで、
とても人気のあるフレーバーです。お砂糖とは異なる甘みで、
独特の風味と香りがお好きな方も少なくないでしょう。
そして皆さまに是非ご提案したいのは、この絶妙のマリアージュです!
なぜこれまでプッシュして来なかったのか…と、今となっては不思議に思えるほどの、定番のおいしい組み合わせなのです。
ワインとチーズの最高の組み合わせを「マリアージュ(結婚)」と呼びますが、チーズには他の食材とのマリアージュができる点も忘れてはいけません。チーズライフをさらに楽しくしてくれる"応用テクニック"といえるでしょう。
「チーズ+ハチミツ」だけではなく、そこに「ナッツ」が加わることで、一気に"新感覚スイーツ"としての楽しみ方として胸を張ってご提案いたしますよ~♪
おやつだけでなく、朝食・昼食・夕食などあらゆるシーンで楽しめるのです!
さらに嬉しいのは、レシピの幅広さだけではありません♪
このようにアレンジの幅も広く、ハチミツは本当に楽しめる食材だということを実感しています。
ここまではハチミツの便利さ・おいしさを中心にご説明してまいりましたが、これからご紹介いたしますバルバレッラ社の『ナッツ入りハチミツ』に出会うまでの道のりも、決して簡単なものではありませんでした。
その点についても、じっくりとお話させてください。
スーパーなどでよく目にするハチミツは、ホットケーキなどにかける、プラスチック容器入りのものでしょう。これもおいしいものです。
しかし、実はハチミツには、純粋な「天然はちみつ100%」以外に、匂いやクセを取り除いて作られた「精製はちみつ」、ハチミツ以外の糖類を加えた「加糖はちみつ」、さらにはローヤルゼリー、添加物、香料などを含むものも存在します。
もちろん、これらの加工されたハチミツは、純粋・ピュア・天然といった言葉は使えません。
加糖はちみつなどは、後から糖類を加えているため、やはりハチミツ本来の味わいを楽しむためには、天然モノがベストです。
本物にこだわり、ベストな味わいを追求するため、この3点だけは譲れませんでした。
“天然ハチミツ”であることは大前提です。
添加物は一切含まず、成分調整も行っていないものであれば、真のハチミツの味わいだけで勝負できる自信の現れでもあります。
そんなハチミツへのこだわりとともに、「ナッツ」の品質も疎かにできません。
『ナッツ入りハチミツ』を探す際には、歴史的にも高品質なナッツ類を作り続け、ナッツへのこだわりの強いイタリア産のものを選びました。
例えば、当店でも大変な人気を誇る『クレーマ・ジャンドゥーヤ』は、ピエモンテ州のこだわりのヘーゼルナッツを使用しており、香ばしく風味の立つナッツが決め手になっています。
イタリアでは、チーズのAOPのように、ナッツ類に「IGP」という制度を設けています。これはその食品がもつ品質・評価、あるいはその他の特徴が、特定の地理的地域において発達した生産・加工・調整の技術に由来している場合に付与される“産地表示マーク”です。
イタリアでIGPを取得しているナッツ生産者には、生産規則で定められた厳しい生産上の規定に従うことが義務づけられおり、同時に、特定の独立検査機関により、そうした規則が守られていることが保証されているのです。
IGPに認定された伝統的なナッツは、世界でも有数の産地である「シチリア島」が主になります。シチリアは、地中海性気候の顕著な場所で、さらに現在も活動中のエトナ火山の灰が混ざった土壌が、ナッツの生産に適しています。そのため、この環境下で栽培されたナッツは非常にしっかりとした味わいに育つことで知られています。
この地では、ナッツ以外にも、オリーブやワイン、リンゴなど、おいしい山の産物の評判が高く、グルメが注目する、イタリアの食文化において重要な生産地なのです。
ハチミツとナッツの最高ランクのものを追い求めた結果、私が辿り着いたのが、長靴のようなイタリアの爪先に浮かぶ地中海最大の島「シチリア島」でした。
一年中温暖な気候で、イタリアグルメの重要な地になっています。
地中海に浮かぶ島ですから、魚料理も豊富。
ヨーロッパ最大の活火山「エトナ火山」の活動が活発なため、その灰が微生物の手助けをし、土にも水にも良い影響を与えています。
このような環境のため、シチリアではオリーブ、ワインだけでなく、オレンジ、レモン、ナスや山の産物など、品質的にも味的にも、世界でも最高レベルのものが味わえるのです。
まさに、シチリアには自然と文明の共存が生み出した、“伝統的ガストロノミー(食文化)の宝庫”といえるでしょう。
この地方で作られているハチミツも、どれも絶品です。
シチリアの東側、標高225メートルの高さにある町パテルノで、家族代々ハチミツの生産と名物のナッツを合わせた加工品を作り続けているのが「バルバレッラ社」です。
ハチミツの有名産地にあって、最高級のハチミツを生み出す彼らには、独特の“こだわりの基準”があります。
4代にわたって養蜂家を続けている「バルバレッラ社」は、シチリアの伝統的な養蜂方法も守る家族経営の企業です。
長年ハチミツの生産のみを行ってきましたが、1994年より家族をまとめるお母さんのバルバラさんの名を社名に冠して、家族に代々伝わるハチミツに、シチリアの伝統的な食材を合わせた加工品も生産するようになりました。
シチリアの伝統的食文化であるピスタチオやアーモンドなどのナッツ類を使用し、さらに人気を博しています。
同社の特徴は徹底した“アルチザン(手作り)”であること。
同じ生産者が一貫して、養蜂からハチミツの生産までを行っています。
全ての工程を生産者が見ているということは、その時々のハチミツの状態をチェックしながら、最高の条件でハチミツを作ることができるということですから、とても重要なことなのです。
バルバラさん一家は、曾祖父から子供へ、そのまた息子や娘たちに伝えられた養蜂技術により、家族のプライドをかけた素晴らしいハチミツ作りを続けてきました。
家族の絆も、ハチミツへの愛情も、どこにも負けない強さだといえるでしょう。
バルバラさんは、幼いころから父と母につき、放課後にはハチミツ作りの手伝いをしてきましたが、バルバラさん夫婦も同様に、子供たちに加工品の製造を手伝わせています。
「私もそうでしたが、子供たちは走って学校から帰ってきて、『早く連れて行って!』と言わんばかりです。ハチミツ作りが大好きなんですよ。」
家族の絆と家業への誇りが、4代にもわたって受け継がれていることからも、最初から最後まで愛情を込めて作られたものであることが伝わってくるでしょう。
遠いイタリアの地で作られている食品ですが、一つの家族がこれだけの愛情が込めて作っているのですから、その味わいと品質に対するこだわりは並大抵のものではありません。
青い空のもと、太陽の恵みをたっぷりと受け、一年中美しく咲き誇る花々と、元気よく育つハチたちをチェックをしながら、最もおいしいタイミングを見計らっています。
さらに、昔ながらの手法そのままに、ハチミツやナッツの瓶詰め作業まで家族で行っています。ー瓶一瓶に丁寧に込められたのは、おいしさだけでなく“たっぷりの愛情”だと言えるかもしれません。
同社の『ナッツ入りハチミツ』に入っているのは、どれもシチリア島原産にこだわった名産の4種類のナッツです。
いずれも、普段私たちが口にするナッツとは違っています。
実が大きく、色も濃く、味わいが深くてインパクトがあるのが特徴的ですね。
口に入れた時のカリッとした食感も印象的で、食べごたえがあり、ハチミツの中にたっぷりと漬けこまれていても、存在感は損なわれません。
これらのナッツは、地元の厳選した仕入れ先から入手していて、バルバラさんと娘、そして女性スタッフたちで丁寧に手詰めを担当します。
同社では、男性は養蜂を行い、女性は手詰め作業を行うなど、家族で仕事の分担もしています。もちろん小さな子供たちも喜んでお手伝いしています。
▲女性スタッフたちで丁寧に手詰めを担当します
▲男性は養蜂を行い、女性は手詰め作業を行うなど、家族で仕事の分担もしています
また、ハチミツは蜜を取る花によって香りと味が違います。
そして、これは今さら改まって言うことでは無いかもしれませんが、、、、
ハチミツとは、蜂が集めた“植物の蜜”です。
つまり、ハチミツの香りや味わいの個性とは、“何の花から採った蜜なのか”によって決まります。 (もちろん、生産者の深いこだわりによって、品質の良し悪しが生まれてくるものでもあります。)
これだけ原材料にこだわっている、バルバレッラ社の『ナッツ入りハチミツ』ですが、これらのナッツをやさしく漬けこむハチミツには、もちろん最高にこだわっています。
ナッツとの最高の組み合わせを生むため、同社では”オレンジの花”のハチミツを使用しています。
オレンジの花が咲く季節に蜂箱を置き、ミツバチを放ち、蜂箱からハチミツを採取します。これは危険な作業であるため、防護服を着た男性たちが行います。
地中海沿岸のサンサンと輝く太陽の下、美しく咲き誇る純白のオレンジの花から採れるハチミツは、他のものと比べてフルーティーで爽やかな柑橘系の香りが漂います。
また、甘みも上品でしつこくなく、ほのかな酸味も感じられます。
色は透き通るような、透明感のあるやさしいブロンドです。
その色味からも想像できるとおり、質感もとっても柔らかで、すくい取ったスプーンからもスルスルと流れ落ちてしまうよう。
サラリとしっとりとした質感のまま、やさしくナッツを包み込んでくれます。
口に含んだときの華やかな風味は、オレンジハチミツならでは。
このフレッシュで清々しく、とても優雅な味わいの中には、塩味や香ばしさが感じられるナッツが入っていて、絶妙なアクセントとなり、甘みも上手に和らげてくれます。
ごろりとした食感と歯ごたえのあるナッツは、満足感があり、まさに“食べるハチミツ”といえる逸品です。
オレンジハチミツの特徴は、他のものよりも華やかで、フルーティーな芳香が楽しめること。純白の愛らしい花を思い浮かべるような、上品でさわやかな味わいが印象的です。
そんなハチミツに、たっぷりとナッツが入っていることで、また新鮮な表情を感じさせてくれますから、ハチミツとしての使い道だけでは勿体無いくらいなんですよ!
瓶いっぱいに贅沢に詰められたナッツにより、スイーツとして、おつまみとして、そのままいただいても十分おいしいのです。
しかし、チーズ専門店としては、全部を食べきってしまう前に“チーズとのマリアージュ”もお楽しみいただきたいもの。そこで、私たちがオススメするマリアージュをいくつかご紹介させていただきましょう♪
「あらゆるタイプのチーズとここまで相性の良い食材は他に無い」
そう言い切れてしまうほど、チーズの最高のパートナーだということをイメージしていただけたのでは無いでしょうか?
さらには朝のトーストに、パンケーキに、サラダに。デザート作りに使うのもいいですね。朝・昼・晩を問わず、あらゆる場面でお楽しみいただけるでしょう♪
合わせる飲み物は、ワインはもちろん、紅茶のお供にもいいですね。
そして、最後になりますが、ご注意いただきたいことがございますので、必ず以下の点にお気をつけください。
安全においしく味わっていただけますよう、この点だけは必ずお守りくださいますようお願いいたします。
それでは最後に、スタッフたちで試食の結果、『ナッツ入りオレンジハチミツ』と相性の良かった食材やチーズとのセットもご用意いたしました。
食べ方に迷いそうだ…とご不安な方は、まずはこちらのセットからお選びいただけましたら、失敗はないでしょう!
”当店のおすすめの組み合わせ”も是非ご参考ださい!
このほかにも、熱々のトーストにかけて食べてもいいですし、バニラアイスにたっぷりとトッピングするなど、いろんなアレンジをおたのしみいただければ幸いです。
私がイタリアにまで行って探しだした、皆さまに胸を張ってオススメしたい逸品です。
パッケージも可愛らしくて、贈り物にも最適ですよ。
本場の100%純粋な「天然ハチミツ」と、最高品質の「ナッツ」の極上の饗宴を、どうぞご期待ください~!
■原 産 国:イタリア
■外 装:ガラス瓶
■内 容 量:230g
■原 材 料:オレンジブロッサム・ハニー65%、ナッツ35%(ピスタチオ、くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンド)
※くるみなどのナッツ類が含まれています。