ヴァンサン ジラルダンは、ピュリニー モンラッシェ、シャサーニュ モンラシェ&ムルソーの50年以上樹齢の葡萄を手摘みで収穫し、500Lの樽(新樽15%)に入れ、10~12度の温度をキープし発酵させます。澱引きは1日に1回程行い10~12%程澱を残し、11ヵ月熟成させます。
淡い色調で、樽の香りは少なく、柑橘系のさわやかな香りが中心です。味わいは酸味がしっかりとしていて、果実味は豊か。辛口で豊かでボリューム感のある白ワインなので、何種類か赤を飲んだ後でもそのおいしさは損なわれません。シャルドネ好きの方には絶対オススメの1本です。2001年は、50%がムルソー、残りはシャサーニュと少しのリュリーの畑から収穫されたブドウが使用されています。
旨みのしっかりした白ワインには、やはり旨みの強いチーズを合わせたいですね。旨みの強いチーズといえば、熟成の長いハードタイプのチーズがオススメで、その相乗効果でおいしさは何倍にも広がるはずです。フランスで一番人気のある『コンテAOP』や、スイスの代表的なチーズである『グリュイエール』など、ハード系のチーズをワインのお供にどうぞ。