ブルゴーニュ地方の北部にある、マルサネ村のブドウから造られたワインです。50%は一年樽、20%は新樽、30%がタンクでの18ヶ月熟成という樽の使い方で、ほどよい樽の香りと味わいの奥行きが作られています。ピノノワール100%なので、チャーミングな印象。作り手のジラルダンは”ブルゴーニュのライジングスター”とよばれていて、毎年安定した高品質のワインを造りだしており、期待を裏切ることのない生産者です。
濃い目のルビー色の色調。熟したベリー系の果物の香りと、ロースト香も感じられます。チャーミングな味わいで、印象としては比較的軽め。樽熟からくるボリューム感と果実味・酸味が、非常に良いバランスがとれているブルゴーニュの赤ワインです。ブルゴーニュワインが好きな方には是非飲んでみてほしい、完成度の高いオススメワインです。
チャーミングなかわいらしい味わいなので、チーズも比較的食べやすい軽めのチーズが合います。クリーミーな白カビ系の『モタン シャレンテ』や『サンタンドレ』、そして『ブリーエキストラ』もオススメです。同じくブルゴーニュ産である『ピエダングロワ』のような軽いウォッシュタイプチーズにも好相性。青カビならば、あまり風味が強くない『ゴルゴンゾーラ・ドルチェ』などを合わせてください。強すぎるチーズだと、ワインの持つキュートな感じが負けてしまうので、あまりオススメしません。