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【シノワ銀座店】がオープンしたのは1995年。くしくも、日本のワインブームの火付け役となった田崎真也氏が「第8回世界最優秀ソムリエコンクール」で優勝した記念すべきその日、5月16日にオープンしたという。今やワインバーの老舗となったこの店の開店には、不思議な偶然の一致があったのだ。
お店は通りに面しており、銀座の数寄屋橋交差点からもすぐだが、大きな看板が出ているわけでもなく、知っている人でなければ見逃してしまうだろう。そのため、飛び込みのお客さまは少ないようだ。
【シノワ銀座店】の1000本あるというワインはドイツ・ワインが一種類あるのみで、全てがフランスのワイン。一時フランス・ワインの高騰もあり、イタリア、カリフォルニア、南アフリカなど他の地域のワインがもてはやされた時期があった。フランスのワインだけでラインナップを揃えるのはいろいろ困難もあったというが、そうした地域のものは1998年に開店した【シノワ渋谷店】にまかせ、銀座店はフランス・ワインのみだという。
分厚いワインリストのほとんどをグラスで注文出来るというから、ワイン好きにとってはたまらない店だ。
今回は数ある中からお薦めの三本のワインを紹介していただいた。
白ワインはアルザスの2002年もので、酸味とミネラル感のある“リースリング・グラン・クリュ・ゾンメルベルグ”(\7,980)。
赤はボルドーの1996年ものでサン・ジュリアン村の“ラ・クロワ・ド・ボーカイユ”(\9,660)。これは“デュクリュ・ボーカイユ”のセカンド・ラインで、10年経ち、酸味や渋味がおだやかになり、ちょうどバランスがとれたころだという。
最後のブルゴーニュは、とてもよいワインが出来た1999年の“ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ペルドリ”(\10,920)。
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