ロックフォールというと「強烈な味わい」というイメージが強いと思います。
実際に、数ある青カビタイプのチーズの中でも、特に「塩味が効いていて刺激的」「シャープな味わい」というのが一般的な印象ですよね。

私も、普通のロックフォールであれば、ハチミツをかけてマイルドな味わいにしてから食べることが多いのですが、さすがにロドルフ・ムニエ氏が熟成した一品は全く別物なんです!!

口に入れた瞬間、フワッと青カビの風味が優し〜く漂い、そこから羊乳独特のコクのあるミルクの味わいが追いかけてきます。店頭に出回っているロックフォールから時折感じられてしまう“トゲトゲしさ”や“荒々しさ”とは全く無縁の、とても丸みをおびた味わいで、「それぞれの味わいが研ぎ澄まされて、全てが見事に調和している…」そんな感覚に襲われます!

いつもなら、ハチミツをかけてまろやかさを引き出しているのですが、このチーズに関しては、何も手を加えなくても、すでにもう十分にまろやかなんです!この“やさしさ”、かなり衝撃的ですね。

「天才熟成士の手にかかれば、ロックフォールもここまでの味に引き上げられてしまうのか…」「今まで食べてきたロックフォールは、ただのロックフォールに過ぎなかったんだ…」と、ハッキリと感じさせられました。

一口食べては「ふぅ〜。」と感嘆のため息。。。。そして、さらにもう一口。
こうなると、もう止まりませんっ!!すっかり一人の世界に浸ってしまって、「この時間がずぅ〜っと続けばいいのに…。」と思わず願ってしまいました♪