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チーズ塾
Lesson 70

ゴーダチーズのワックスの役割

みなさん、「ゴーダチーズ」はご存知ですよね。
カマンベールと同じくらい有名なチーズですし、値段もお手ごろですから、召し上がったことのある方も多いと思います。

さて、このゴーダチーズ、黄色いワックスで覆われているのが本来の姿です。
中には “リンドレス(皮なし)” タイプといって、まったく外皮を作らないものもありますが、やはり黄色いワックス付のゴーダこそが本来のゴーダチーズです。

でも、このワックスは食べてはいけません! 食べても身体には害のないものですが、食べ物ではありません。ですから外して食べてください。

では、何のためにワックスが付けられているのかというと、チーズの水分蒸発を防いだり、カビなどの雑菌が付かないようにするためです。つまり、お手入れがしやすいようにしている訳です。でも密閉されている訳ではなく、ワックスには通気性があるため、その下には少し硬くなった表皮ができます。このため、ワックス付のゴーダチーズは、れっきとした “皮ありチーズ” です。

ワックス付のチーズは、フランスやイタリアにはほとんどありませんが、オランダやイギリス、オーストラリアなどにはたくさんあります。オランダの「エダムチーズ」 やイギリスの 「チェダータイプ」 のチーズなどが有名です。オーストラリアには、たくさんワックスチーズがありますが、黒色のものが一番高級だと聞いたことがあります。

ちなみにワックスの色のお話をすると、ゴーダチーズは黄色に決められています。エダムチーズでは、オランダ国内用は黄色、輸出用は赤色です。ワックスの色でチーズを見分けることもできるので、覚えておいてくださね。

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