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チーズ塾
Lesson 111

ミルクといえば牛乳!?

日本ではすっかり “ミルクといえば牛乳”というイメージになってしまいましたが、これは決して世界共通の常識ではありません。

チーズに牛乳製のものがあったり、山羊乳のシェーブルチーズがあったり、羊乳のものがあったりということは、皆さんご存知だと思います。十数年前までは、チーズといえば「プロセスチーズ」しかなかったような状況でしたから、本当に時代も変わったものです。

でも、飲用のミルクといえば、やっぱり「牛乳」というイメージがあります。
最近では“アレルギーになりにくい”という理由から、健康食品のお店では山羊乳を売っていたりもしますが、特殊な場合以外は羊の乳はほとんど見かけたことがないはずです。

でも、これは日本でのこと。世界の常識という訳ではありません。

フランスのスーパーには、牛乳のほかに、山羊乳や羊乳まで売っているのを見かけます。さらに、牛がほとんど飼育されていないギリシアでは、飲用のミルクといえば山羊の乳。ヨーグルトはといえば、羊乳のものが定番なのです。牛乳はというと、150度もの超高温で殺菌されて常温保存ができるようになったロングライフ牛乳しか無いのです。

それというのも、ギリシアは小さな島が集まっている国なので、土地が狭く、さらに岩場が多いので、牛の飼育には向いていません。昔からギリシアで飼育されていたのが山羊や羊だったのです。

脂肪分が高くてこってりした羊の乳はヨーグルト向き。あっさりしている山羊の乳は飲用向きという訳ですね。

もし旅行の機会があったら、ぜひ山羊のミルクや羊のヨーグルトにチャレンジしてみてくださいね!

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