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チーズ塾
Lesson 82

フランス語で「FROMAGE FONDU」、どういう意味?

フランスチーズのパッケージに「FROMAGE FONDU」と表記されているものをよく見かけます。皆さんは、これは何を意味しているのかお分かりでしょうか? 
ちなみに、読み方は「フロマージュ・フォンデュ」です。

「FROMAGE」はフランス語で“チーズ”の意味。そして「FONDU」は、あのチーズ・フォンデュの“フォンデュ”と同じ意味。じゃあ、フロマージュ・フォンデュだと、つまり、あのとろとろチーズをパンに絡めて食べるチーズ・フォンデュのこと? 

これは惜しい答えではありますが、残念ながら当たりではありません。

「フォンデュ」とはフランス語で“溶かす”という意味。つまりフロマージュ・フォンデュとは“チーズを溶かして造るもの”…。そう、昔のチーズ塾でもご紹介したことがありましたが、ナチュラルチーズを溶かして固めたものといえば、そう! “プロセスチーズ”ですよね。つまり、フランスでは、プロセスチーズのことを「フロマージュ・フォンデュ」と表現するんです。

実は、プロセスチーズが誕生したのは20世紀の初頭と、誕生からまだ100年も経っていません。生まれた地はスイス。ここで、「なるほどー!」とピンと来られた方もいらっしゃるでしょう。

もともとスイスでは、何種類かのチーズをお鍋で溶かしてチーズ・フォンデュにして食べる習慣があったので、チーズを溶かすことは珍しいことではありませんでした。溶かしたチーズをまた元のようにうまく固めたら、熱殺菌をしているので日持ちのするチーズが出来るはず! でも溶かしたチーズは水と油分に分離してしまうので、それをうまく繋ぐために乳化剤を添加することを思い立ったのです。

その後、プロセスチーズはアメリカにわたって大ブレイクし、世界中に広まったのです。これがプロセスチーズの生い立ちです。

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