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チーズ塾
Lesson 66

「チーズには白ワインを」がフランス流!?

「チーズにワイン」というのはよく言われる組み合わせ。でもこれは、とっても日本人的発想なのです。

例えばフランスに行けば、圧倒的に飲まれているアルコールはやっぱりワイン。
ビールやスピリッツ類ももちろん飲まれてはいるのですが、これらは食前酒や食後酒の扱いなので、食事と一緒に飲むのはやっぱりワインです。このため、フランスでは、やっぱり「チーズにはワイン」なのです。

では、どういったワインを組み合わせるかというと、私が感じた印象では、やっぱり土地のものが多いようです。地域愛の強いフランス人のことですから、やっぱり地元のワインとチーズが一番だよ! という気持ちが強いんでしょうね。イタリアなんかにいったら、さらにその傾向は強くなります。

それで、実際に試してみると、これがやっぱりよく合うのです。合うように自然とお互いが寄り添っているのでないかと思うほどなのです!

でも、これも考えてみれば当たり前のことで、世界のあらゆるワインが揃うのは東京とニューヨークくらい。フランスの地方に行けば当然土地のものが中心となります。フランス人にとって、ワインは酒というより“食事の友”で、日常生活に欠かせないもの。地元でワインを作っていれば、おのずとそれを飲み、食事やチーズもその味わいに合ったものになっていてもなんのおかしいことはないでしょう。ですから、同郷同士の組み合わせはけっして侮れないのです。

で、問題となるのは、土地のワインの赤を合わせるか、白を合わせるか、はたまたロゼか、ということ。ここが大きな別れ道となるのです。

「チーズには赤じゃないの?」という方も結構いらっしゃると思いますが、もし選択に迷ったら、ぜひ白を選んでみてください。これがなかなか良いんです。

たとえば、フランス・ブルゴーニュ地方の『エポワス』というウォッシュチーズにブルゴーニュの白ワインを。そうですね、シャブリなんか、いいですね。
ただし、あまり安いものではチーズに負けてしまうので、しっかりとした味わいのものがオススメです。

「地元の『オッソイラティ』という羊乳のチーズに合わせるなら、白がオススメだよ!」とは、現地のワイナリーの方の弁。言われるままに試してみると、赤よりずっと合うのです。

「チーズには赤ワイン」という思い込みは捨てて、白ワインも試してみると新たなおいしさを発見できるかもしれません。

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