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チーズ塾
Lesson 52

寒くなるとおいしくなる「山のチーズ」たち

だんだんと寒さも深まってきましたね。そんなときには、ぜひチーズを!
そのまま食べてもいいですが、溶かしてフォンデュにしたり、ポテトの上にのせてオーブン焼きにしたり、温かい料理にもどんどん使いたいものです。

寒さが深まってきた今、オススメしたいのが、冬が旬の山のチーズたちです。

「山のチーズ」というのは山岳地帯で作られている、大型の硬いチーズを指します。フランス東部やイタリアの北部、そしてスイスはアルプス山脈が連なる山岳地帯。当然、1年の半分は雪に覆われてしまいます。そんな厳しい冬の保存食として食べられてきたのが、栄養バツグンのチーズなのです。

夏の間に大きなチーズを作り、冬はそれを食べて暮らしてきたという伝統から、山岳地帯では、大型の硬いチーズが今も多く作られています。春から夏の間に作られたチーズが、半年以上の熟成を経て、市場に多く出回るようになるのが冬の季節。ですから「山のチーズ」がおいしくなるのは、冬だってことはもうおわかりですよね。

山のチーズの代表格といえば『コンテ』。フランスを代表するハードチーズです。もちろんスイスチーズも山のチーズの宝庫です。表皮をスパイス入りのワインで拭くので独特な風味がする『アッペンツェル』や『エメンタール』『スプリンツ』『グリュイエール』など、いずれもスイスが誇る山のチーズです。

山のチーズは、本来は冬の間の保存食として作られてきたものなので、保存性もバッチリ。切り口が乾燥しないようにぴっちりとラップをかけて、冷蔵庫で保管すれば、1ヶ月以上は問題なく楽しめます。

少し硬くなってきたら、おろして粉チーズにしたり、ワインを加えて溶かしたりと、ともかく長く使えるのが山のチーズのいいところ。できれば大きなブロックで購入して、少しずつ切って食べていけば、風味も長持ちします。

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