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チーズ塾
Lesson 101

プロセスチーズが小さくなっている、らしい。

先日の新聞報道に、

「中国などでチーズの消費が拡大したために、ナチュラルチーズの国際相場が急騰していて、輸入ナチュラルチーズを原料として国内メーカーが生産するプロセスチーズなどもコストアップの影響が出ている。しかし、価格を上げるのではなく、値段は据え置きで、容量を少なくして対応をしている。“見えにくい値上げ”が行われている実態を、消費者も知っておく必要がありそうだ」

という記事がありました。

日本は、プロセスチーズなどの原料となるナチュラルチーズの大半を海外からの輸入に依存しているのですが、その多くはオーストラリア、ニュージーランドからのもの。しかし、ここ最近では、中国やロシアといった大国でチーズの消費量が増えてきたとのことで、それらの国に向けての輸出が急増しているのだそうです。

一応、日本は「経済大国」と言われていますが、人口を考えれば輸入量なんてたかが知れている量です。より大口の受注が得られる大国に集中していってしまうのは仕方ないことなのかもしれません。

でも、これによってナチュラルチーズの輸入価格は、ここ2年ぐらいで「40%」近くも上昇しているんだとか! これは大変なことです!!

普通に考えたら、プロセスチーズは40%値上げしないと利益が出ないということになりますよね。つまり、150円だったプロセスチーズは210円になって、税金を加えたら「221円」になってしまうということに! いくらなんでもそんなに値上がりしてしまったのでは、消費者は引いちゃいますよね。

そこで、値上げをしたくないメーカーさんは苦肉の策で、例えばポーションチーズが1個「20グラム」だったものを「18グラム」と小さくして、お値段は据え置きで販売する、という方法で対応しているのです。

消費者から見れば実質値上げには変わりありませんが、さすがに、原材料が40%も値上がりしてしまっては、それも仕方ないのかもしれません。というよりも、「そのくらいで対応できているのか?」「プロセスチーズが売れるとどんどん赤字がでることにならないのか?」 そんな心配をしてしまうぐらいです。

プロセスチーズを作っている乳業メーカーさんは本当に苦労なさっているみたいですが、負けずに頑張って欲しいですね!

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